目先の競争
03-05-14 13:29 更新 カテゴリ:世相
郵便局、銀行などの入り口で、二、三の人たちが前後して中に入ろうと歩いている場面。横を歩く人を、小走りに追い越して、一人でも先に入り、順番を取ろうとする人に出会うことがある。ほんとうに急ぎの用事ならば、何分か早めに家を出ればよかろうと思う。高速道で降りる場面。出口の標識が出て、左へ車線変更して出るのだが、出口近くなってから、やにわにスピードを上げて追い越しにかかる車がいる。いるというより多い。気が知れない。目先の、ほんの一人ふたりを追い越したい欲望。一台か二台を追い抜きたい欲望とは何だろう。