米上下両院合同会議日本首相演説
02-05-15 13:26 更新 カテゴリ:世相 主張
米上下両院合同会議で安倍首相が演説した。この演説の中にある、次の部分に注目した。「日本はいま、安保法制の充実に取り組んでいます。(中略)この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟は、より一層堅固になります。(中略)この夏までに、成就させます。」
国内で各政党が自党の主張を如何様に述べ立てたとしても、それは当然のことだし必要なことだ。しかし一国の首相が国外に向けて発信する断定言語は、国を代表する意志であるはずだ。国内で反対意見の多い、まだ決定してもいない事柄を取り上げて、しかも時期を限って、成就させると断定したことは、これは民主主義に反する。独裁だ。他国から、日本の首相は独裁者だと判断されても言い訳はできまい。日本国民の一人である私は、日本国民に対しては、これ以上の侮辱、これ以上の礼を失する言葉はないと感じた。
幹事長は言った、「今迄どこでも、何度も喋ってきたことだ」。この幹事長は、目を逸らせて呟くのみである。私は、正面からまともに相手の目を見ないで話す人の言葉を信じません。ましてや、この言い訳は噴飯ものだ。
もうひとつ、野党はこれを是とするつもりなのか。民主党は、いまや自民主党と呼ばれているから、分かっていても黙っているのだろう。
国内で各政党が自党の主張を如何様に述べ立てたとしても、それは当然のことだし必要なことだ。しかし一国の首相が国外に向けて発信する断定言語は、国を代表する意志であるはずだ。国内で反対意見の多い、まだ決定してもいない事柄を取り上げて、しかも時期を限って、成就させると断定したことは、これは民主主義に反する。独裁だ。他国から、日本の首相は独裁者だと判断されても言い訳はできまい。日本国民の一人である私は、日本国民に対しては、これ以上の侮辱、これ以上の礼を失する言葉はないと感じた。
幹事長は言った、「今迄どこでも、何度も喋ってきたことだ」。この幹事長は、目を逸らせて呟くのみである。私は、正面からまともに相手の目を見ないで話す人の言葉を信じません。ましてや、この言い訳は噴飯ものだ。
もうひとつ、野党はこれを是とするつもりなのか。民主党は、いまや自民主党と呼ばれているから、分かっていても黙っているのだろう。