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壺猫

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個籍のすすめ

私は小誌「夢類」の創刊号で述べたとおり、日本国の用いている戸籍制度に反対です。繰り返しになりますが、個籍にしたほうが率直で素直です。
創刊号では、この点、犬の血統書のほうが、より優れていると書きました。今でも、この考えは変わりません。
イワシ共は言う、じゃあ、墓はどうなるんだ? じゃあ、浮気で生まれたアイツは、どうなるんだ? 一家団欒はどうするんだ?

だいたい、戸籍を作るについては必要があったから国が作ったのでした。なんでも中国の真似をしていたころ、あちらの制度を真似したのです。
奈良の大仏さんをつくる大工事の時には、すでに戸籍制度が整っていました。戸籍を作り、家々を数軒まとめて相互監視させて、生活に縛りを掛けました。租庸調の税の徴収のためです。働かない貴族たちが、上品で贅沢な暮らしを続ける為には費用がかかります。北の地方を攻める軍事費は、バカになりません。
民の竈から煙り立つ景色をご覧になった天皇が安心した、不自由なく食べているかと、国民の暮らしをやさしく見守る天皇の御心は、かくも素晴らしいものだ、とは、国民学校で習った教科書の内容でした。冗談じゃない、ううむ、まだ余裕があるな? もう少し税金を増やしてもよかろう、そう観察したんだな、と今の私は思います。
ところで話を戻すと、大仏さんを作るから各戸から男子を一名づつ出せ、などと命令がくる。一家の働き手を取られてしまったら、残る家族は食うに困るのです。当時は、ウチの夫は、こないだから行方不明になっちゃって、などと言い訳をして、夫は闇に紛れて家を出て、離れた所で稼いでは、家に生活費を入れていた、そんな記録もあります。脱税ですよね。今の世は、脱税をすると重加算税をとられたりして、ひどい目に遭います。
言いたいことは、戸籍は国の利益のために作られたもので、本来、社会生活には百害あって一利無しの代物だと言うことです。
別姓は言うに及ばず、戸籍という化石からして、根こそぎ止めてしまえ、というのが私の主張であります。

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