年末の選挙
27-11-14 10:21 更新 カテゴリ:主張・世相
国民が、一人一票の選挙権をつかって投票した総数の中で、現政権に投票した数よりも、野党に投票した数のほうが多いと聞いている。安倍政権が始まった瞬間から、不満である国民のほうが多かった。野党が結束して立ち向かえば、国民の総意が政権に反映される、と野党は主張している。その通りなのだが、今回は苦々しい気持ちで野党を見ている。いつもなら応援するのだが、今回は素直になれない。その理由は、野田佳彦前首相が、民主党内閣の時に、民主党支持の核心の部分を破棄して、まるで安倍さんが喋っているのではないか、と耳を疑うような転換をした故である。当時も、野田よ、だったら自民へ行け、という怒りの声があったのだ。あのとき民主党は、なぜ支持されたのだろう。主張する政策を支持したのだ。肝心の政策内容を変えるのであれば、そのときこそ総選挙をすべきではないか。夜陰、誰かにそそのかされて方針を転換か、とも罵倒された野田。こうした連中を含む民主党は、支持できない。自民も悪質だ。ウチワだ、ワインだ、ネギだ、など、どの議員もやっているようなことで2名を辞任に追い込んでおきながら、三権分立に抵触する行為を犯した片山さつきを沈黙の鍋底に隠した。それを知らないメディアではないはず。黙っているのは、荷担しているのだ。NHKはいつものとおり悪質だ。今回の選挙は、アベノミクスを評価しているか、どうかが問題です、と枕詞のように繰り返している。ここに有権者の目を引きつけようという魂胆が丸見えだ。問題は、腐敗しきっている安倍政権、野田のような変節漢を含む民主党、うじうじした小競り合いに明け暮れている他のみんな。いったい、この日本をどうすればいい? 選挙よりも、このことを国民が考えなければ始まらない。ひとりのこらず白票を入れたらいい。