文房 夢類
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壺猫

文房 夢類

バスに慣れてきた

車で動いていたときは、前を走るバスを見ると瞬間、付くべきか、追い越すべきかを判断した。いまはバスを見ると、乗るべきか、歩くべきかを思案している。乗れば楽だが、歩けば健康増進である。駅までは下り坂、駅からの帰りは上り坂だから、帰りには乗ってしまう。乗るとすぐに優先席に腰掛ける。ジジババが活動する時間帯の10時から夕方前までは、遠い普通席まで辿り着くのが難儀な高齢者が乗ってくるから、優先席には坐らず普通席に行く。
通勤通学の時間帯に乗るときは、若者は、空いていても優先席には座らないから、迷わず優先席にいる。最近バスに乗り慣れてきて、こんな案配もできるようになってきた。
難しいのは老若ミックスの時だが、最近はこれにも慣れてきた。私は迷わず優先席に座ってしまう。バスは基本的に腰掛けて乗る乗り物であるから、空席があれば腰掛けた方が乗客全員が快適なのだと思う。途中で高齢者が乗ってきたときは、席を立って知らん顔をすることにしている。ジジババは、空いていれば喜んで坐るが、さあ、どうぞ、と言われると遠慮する人がいるからだ。ジジババには別種もいて、ムキになって普通席へ進んでゆく者がいる。優先席に空きがあり、若いモンが立っていてもおかまいなしだ。自分は、あんな所に座るもんか、という心意気が溢れている。
体力の衰えが先か、気配りの衰えが先か。これが問題だ。両方ボツになったら終点です。
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