文房 夢類
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壺猫

文房 夢類

DNAというけれど

論理的な思考を進める能力がないというか、そのための材料の持ち合わせがないので、単なる妄想というしかないのだが、人間について思うことがある。樹上生活だったヒトの祖先が地に降り立った。これだけの推測でも、ある学者は、勇気ある種が地に立った、と考え、ある学者は、弱い集団が追われて、やむなく地におりた、とし、別の学者は気候変動で樹木が枯れてやむなく地上生活を強いられた、とする。要するに確定していないのだ。ここに隙間があり、私の妄想が入り込めるというわけです。
犬と猫の祖先は同じひとつの動物だったという。枝分かれして犬と猫に進んでいった。ヒトも、枝分かれしたのではなかろうか。体形のことではなく、性質の枝分かれが生じたのではないか、というのが私の推論です。群れになって生活してゆく犬的種と、単独生活を好む猫的種に分かれた、といえないだろうか。多くの人は群れることを好み、群れの中で生きる事に抵抗がない。安心もする。放れ駒、一匹狼といわれるように単独で動く人は、群れることが下手だし苦痛なのだろう。一人でいて落ち着くし、寂しいわけではない。これは教育でも環境でもなく、持って生まれた、それこそDNAのようなものではないか。これを、一斉に教育して、同じようにさせようとしても、無理なんだと考えます。
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