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壺猫

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電子書籍

電子書籍が現れてから9年、来年で10年にもなる。2社の製品を使っているが、その一つ、kindleの使い勝手が良い。
何しろ読もうと決めてから、わずかのキーボードの操作でたちまち手元に現れるのだからありがたい。
こうしてせかせかと欲しがるのは、たいてい資料のためだから、用事のある部分だけを使えば終わってしまう。
これだったら満足度100%と言って良いのだが、初めから終わりまで「読書」しようとすると、たちまち腹が立ってくる。
日本語の本の場合だが、不意に現れる傍線とコメント。目立たぬように、細い破線ではあるが傍線が引かれて、その冒頭の肩に「xx人がハイライト」と記してある。
たまにある場合もあるが、続く場合も多々ある。古本じゃあるまいし、傍線のある本なんか買った覚えはない。傍線あり、の場合は、古書でも価格が下がるのが常識だ。
いったい、どこの誰が他人のハイライトを見たがるのだ?
ハイライトというのは、マークしたい部分を指でなぞると色が変わる仕組みで、傍線を引くというより蛍光ペンで文字の上をベタ塗りにした感じである。
昨夜買った本を使おうとして開き、怒りが再燃した。腹が立ってかなわない。

テレビという代物はニュースを伝えるものではない、ニュースだったらネットの方が早いし、情報量も多い。
テレビは「みんなは、どう感じてるのかな?」を伺うためのものだ。だから、テレビを見て喜ぶ奴どもがハイライト何人、を知りたがるのではないか。
周囲の反応をうかがってのちに、自分の反応を決めようという化け物、幽霊。実態のない、無に等しいもの、それがうようよしている。
ハイライトの怒りの炎はさらに燃え上がり、だらけた幽霊、後出しじゃんけんを利口者と任ずる下劣な奴らに類焼する梅雨時の朝である。

もう一つの機種の方には不満はない。地味で大人しい器械だ。
この中に蔵書を自炊して収納している。自分で自炊した本もあるし、業者に依頼したものもあるが、もともと手放したくない蔵書だから、
内扉に蔵書印があり、書き込みも全部、そのまま入っている。ま、いいか。鎮火。
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