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壺猫

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幸せを抱く

東京都町田市の芹が谷公園の地続きに、町田市立国際版画美術館がある。ここは版画に特化した美術館で、版画が好きな人にとっては多分、世界一とさえ感じられるかもしれない。
なぜならご本家、日本の版画がふんだんにある上に、世界の版画展企画がたくさんあるからである。
単に鑑賞するための施設ではなくて、本格的な版画工房が用意されていて、誰でも利用できる。アトリエもあるし、暗室も腐蝕室まである。もちろん実技講座がある。
前は車でよく行ったが、最近はご無沙汰している。町田駅から歩かなければならないからなあ。
昨日、友人が初めて訪れたとメールをくれた。よかったと喜んでいる様子に、また行きたくなった。芹が谷公園にどんぐりが落ちる頃に行こう。公園は谷と名が付いている通り、起伏の多い変化に富んだ地形で野鳥の声に満ちている。
美術館の1F、庭に面して小さな喫茶店がある。ここはハンディキャップのある人たちが働いている店。
ゆーっくりテーブルに寄ってきて、一所懸命に注文を聞く。ゆーっくり持ってきてくれる。真剣に、そーっとトレイを置いてくれる。
思わず、ありがとうと笑顔を返すけど、ここで働く人たちは、いつもふわーっとした笑顔、作った笑顔じゃない、湧き出る幸せを笑顔に乗せている。
ひとの幸せって、どこにあるんだろう、どうやって手に入れるんだろう。
そうじゃない、探して追い求めるものじゃない。いかなる境遇に置かれたとしても、湧き出す幸せってあるじゃないか、ひとの心の中に幸せを生む泉があるんだな。

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