ポパイと二宮金次郎
23-07-16 09:25 更新 カテゴリ:世相
「歩きスマホ」が危険である、止めるように、とさかんに言われている。スマート・フォンやタブレットを見たり操作しながら歩くと危ない、と注意している。薪を背負い歩きながら、寸暇を惜しんで本を読んでいたのが二宮金次郎だった。歩きながら何かをすることは昔からいろいろあったので、環境が激変したということだろう。二宮金次郎は天明時代の相模に生きた人だが、もしも今の相模原市にタイムスリップしたら、おお、歩くだけでも危ない、命が縮む思いだ、と驚くことだろう。
「ドーピング」問題もオリンピックを控えて世界的な問題になっている。スポーツは万人にとって清涼剤でもあるから、すべての国の優れた選手たちが気持ちよく競技できる環境を用意してあげたいものだ。ついでに言うと、勝つ、勝つ、金メダルだとあまりにもこだわりすぎるのではないか。勝者に対する「ご褒美」も、常識を越えたものになっているのではないか。
話を戻すと、ドーピングも今に始まったことではない。ポパイはほうれん草を食べると元気百倍、大活躍をする。ポパイはドーピング元祖ではないかしら。ポパイとオリーブには素朴で無邪気な夢がある。紛争とテロの日々、大きな戦争の暗雲を背後に感じつつ不安の心で生きる我々なのだ、せめてスポーツだけは素朴で、無邪気な世界に置いてあげたい、これこそ夢の夢だろうが、いつまでも手放したくない夢だ。
「ドーピング」問題もオリンピックを控えて世界的な問題になっている。スポーツは万人にとって清涼剤でもあるから、すべての国の優れた選手たちが気持ちよく競技できる環境を用意してあげたいものだ。ついでに言うと、勝つ、勝つ、金メダルだとあまりにもこだわりすぎるのではないか。勝者に対する「ご褒美」も、常識を越えたものになっているのではないか。
話を戻すと、ドーピングも今に始まったことではない。ポパイはほうれん草を食べると元気百倍、大活躍をする。ポパイはドーピング元祖ではないかしら。ポパイとオリーブには素朴で無邪気な夢がある。紛争とテロの日々、大きな戦争の暗雲を背後に感じつつ不安の心で生きる我々なのだ、せめてスポーツだけは素朴で、無邪気な世界に置いてあげたい、これこそ夢の夢だろうが、いつまでも手放したくない夢だ。