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壺猫

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年内に喋ろう

ミーハーな話題は年内に喋ってしまおう。人間、年を重ねると、性別不詳となる人がいる、という話題。聖路加国際病院の日野原先生は、お若いときは大柄な男性だったそうだが、いまは小柄で、にこやかで優しい女性のような笑顔の方である。だれにも分け隔てなしに誠実で親切で、偉ぶらないからみんなが親しく肩を寄せてくる、こんな雰囲気も女性に近いものを漂わせている。逆に女性でも男の持つ骨太な根性みたいなものを身にまとう人もいるのではないかしら。直接会ったことはない有名な方々のなかで、亡くなられた山田五十鈴さん。この方は男のように感じた。杉村春子さんも、同様だった。生きている人の中では、美輪明宏さんが性別不詳。美しい装いで、ご自身も美しいから女性に見えるが、時としてこれだけは言いたい、というようなことを心の底から伝えようとして正面を向いたとき、どうみても女性には見えない。じゃあ、男性かというと、これもあやふやなもので、いま挙げた方々すべては、つまり男女を超越しているのだ。たいていの人は、男にしか見えないし、女に見えるのが当たり前である。もーっと年齢を重ねると、人種も定かでなくなる。深い皺が刻まれた老人に、そのような人がいる。男でも女でもなく、どこの国の人かも分からない。もしも長生きできるのだったら、そういう人に私はなりたい。
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