耳よりの話
22-11-11 14:34 更新 カテゴリ:主張
最近、難聴故に耳の本をよく読む。そのなかに書いてあったことだが、補聴器は両耳に装着するのが望ましい、その理由は、片耳につけていても充分聞こえる、しかし、補聴器をつけた側の耳だけに頼ってしまい、つけていない方の耳は、休んでしまうのだそうだ。ワタシは働かなくてもいいわけね、となるらしい。さて、こうして暮らしているうちに、なんと補聴器をつけていない方の耳は完全に聞こえなくなってしまうそうだ。恐ろしい。このような退化現象は、すこし入院した経験のある方なら、強くうなづかれることと思う。
歯も、たとえば下の歯がなくなった場合、すぐに部分入歯をつけることが大事で、ないままにしておくと、噛み合わせる上の歯が、徐々に伸びてくる。伸びる、という表現より、落ちてくると言うべきだろう。恐ろしい。
洞窟に棲む魚が、目が退化して目のない魚になっている。水族館で眺めて、へええ、と感心している私だが、サカナ事ではない、自分の持つ各所を始終使いこなさなければならないと痛感する。
歯も、たとえば下の歯がなくなった場合、すぐに部分入歯をつけることが大事で、ないままにしておくと、噛み合わせる上の歯が、徐々に伸びてくる。伸びる、という表現より、落ちてくると言うべきだろう。恐ろしい。
洞窟に棲む魚が、目が退化して目のない魚になっている。水族館で眺めて、へええ、と感心している私だが、サカナ事ではない、自分の持つ各所を始終使いこなさなければならないと痛感する。