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壺猫

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パリ新聞社襲撃事件

フランスの政治週刊誌「シャルリ・エプド」銃撃事件が、世界中の注目を集めている。1月11日にパリ中心部で開かれた反テロ集会に大勢の群衆が集まり、これまでに抗議デモに参加した人数は約370万人を超えた。これはフランス史上最大規模の抗議活動であると報じられている。イギリス、ドイツ、スペイン、イスラエル、パレスチナなど各国の首脳も参加していて、並んで腕を組んでいる写真も出た。群衆の中にはペンを持つ者、髪につけている者もみえて、テロに対する怒りと抗議が満ちあふれている。世界中が、これほど真剣になるのは、言論の自由を守りたいからにほかならない。言論・表現の自由を守る事は、いまの日本にとっても大きな関心事だ。他人事ではない。群衆の中に日本人はいたのだろうか。パリ在住の日本人は参加してくれたのだろうか。日本国内でも、もちろん各人の感想はあるだろう。遠くからでもよい、そうだ、そのとおりだと声を上げたい。私は、ペンクラブがいつ、どういう発言をするか注目している。
しかし日本の報道は、たとえば飛行機事故が起きたときなどには、事実の報道に加えて素早く、そのなかに「日本人はいませんでした」と言う。今回は「日本人はいませんでした」とも「いました」とも報道しない。言論の自由を暴力で脅かすことは、世界中の人々の関わる問題だから、他人事のような報道の仕方は逆に目立っている。
日本にデモがないか。あるのだが、まず余程のことでないと報道しない。デモによる抗議の内容、意志を、日本中に知らせたくないから沈黙している。隠しているな、と抗議されれば、紙面がない、時間がないと言い訳も見えている。自主規制、自粛という考え方は、際限もなく萎縮する方向へ落ち込んでゆく。臆病な態度だと思う。恥ずかしい事である。
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