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Nov 2018

猫と地震

今しがた小さな地震があった。せいぜい震度1か2程度の、かすかな揺れだ。
地震だな、と感じた途端に富士に目をやった。
定席のソファの背に寝そべっていたが前足を立てて首を上げた。そしてすぐに私を見て目を合わせた。私の気持ちをつかもうと、見ているのがわかった。
大丈夫よ、と声をかける。体が柔らかくなって、元どおりに伏せた。
この子は大丈夫、私と気持ちがつながっているな、と少しほっとした。
猫は自分本位だから、危険を察知した時は自分だけの判断で、自分だけ逃げようとするところがあるが、ちょっと不安だな、というときに気持ちを合わせることができるな、という発見だった。
富士は私の行動パターンを学習して飲み込み、時に応じて対処してくるのだが、私の方も富士のパターンを学習して富士モードに変換して付き合うようになっている。
犬とは全く違うパターンだと改めて感じる。口先で大丈夫よ、と声をかけても富士には通じていないはずだ、身体中を緩めてくつろいだ空気で声をかけないと通じない。
こんな発見が面白くてしょうがない。
並外れて小さな子猫だった富士は、ふと気づいた時は思いもよらぬ大猫になっていて、外猫のマルオの頭の大きさがメロンパンとすると、富士の頭はアンパンくらいだったのが、同じくらいにふてぶてしくなってしまった。
同じところに留まるものはない。富士は以心伝心で付き合えるようになったし、マルオは抱かれるのが大好きになってしまった。
同じところに留まる流れはない。自身の体を感じながらしかし、動ずることがない日を今日もありがたいものとして迎える。
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金魚藻

立冬も過ぎて水が冷たくなってきた。
メダカが無事に冬越しできるように、水底の砂地の上に平たい石と高さのある石を組み合わせて隠れ場所を作った。
暖かい日差しの日には出てきて、寒い日には隠れるためのシェルター。
夏の間に株が増えた金魚藻は、戸外では枯れてしまうので、一株だけ部屋に入れて、残りは処分した。
一番小さな金魚藻をペットボトルの上半分を切り落とした中に入れて、きれいな水を満たし窓際に置いた。
これから冬の間じゅう、葉の何倍も長く伸びた繊細な根が目を楽しませてくれるだろう。
と、もっともらしいことを言いながら眺めていたら。
何かが動いているのである。
ん? 何だ?
しかし最近は、めっきり自信が失せており、つまり自分自身に対する信用がなくなっているのだ、
何かおかしい、というときは自分を疑うようになっている。ヒトのせいにはできない。大した方向転換である。
というわけで、乱視が進んだな、と断じて一件落着。
ところが一夜明けて見たら、つまり今朝のことだが、赤いのや黒いのが動いている。乱視では色はいろいろにはならないだろう。
虫眼鏡を振りかざして発見したのは、ボウフラだった。
それもヒトを刺しにくる蚊の黒いボウフラと、真っ赤な細いボウフラ、これは刺さないけれど猛烈繁殖するのだ、
これらが混じって元気いっぱいであった。
この寒い時期に、なんということだろう。10匹や50匹ではない、もっといた。
ここで過去形にしたのは、たった今、処分したからである。排水溝に流すと蚊になってしまうからバラの根元に撒いた。
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菊の季節

10月と11月が好きだ。台風は去ったし、木枯らしは吹かない。
大好きな菊の花が、家々の庭先で咲き誇るのも、この季節。
秋になると海を見たくなる。江の島の海は、いい。あのサーファーたちがいなければもっと良いけど、行ってみよう。
今年は一の酉に行かれず、二の酉の日が、ちょうど印刷所渡しの日に当たってしまい、これも見逃した。
前回と今回の夢類の編集は疲れがなかった。細かい作業が楽で早かった原因は、PHILIPS の大型画面に違いない。
測ってみたらモニタ画面の幅が97cmあり、これだけ広いと参考資料を複数開いておけるゆとりがある。
一段落した、お酉さまに行こうと浮かれているが、働き頭のパソコン様には、何の慰労もしなくて申し訳ない気持ちです。
今回はパソコンに対する態度を改めて、今までより以上に生身の人間と付き合うつもりで付き合った、と思う。
「パソコンの壊し屋」の私が今回壊さなかったのは、この態度が良かったのだと思う。今までも人に対するのと変わらない態度だったが、
利口で、仕事が早くて、頼んだことは何でもやってのける、疲れ知らずの天才と思って、なんでも頼んで急かしてきた。
今回は、もっと人間らしい相手として付き合うことにしたのだ。
つまり、疲れもするし、うっかりミスもする、それに手先の器用さとか速さは、そんなじゃない普通の人、みたいに思って付き合った。
つまり、いたわったのだ。相手のことを思いやったのだ。こんな当たり前のことをしたので、壊れませんでした。
今年は三の酉があるから、お参りして熊手を頂いてきて飾ってあげましょう。
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