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Feb 2016

おせんだんご

東京の古い町が、それぞれに息を吹き返しつつある。谷中では猫の町という特色を生かして、ますます猫色。谷中の「夕焼けだんだん」では、太った猫たちが悠然と道を横切っている。猫は、道沿いに歩く習性を持っており、滅多なことでは横断したがらないのだが、谷中の人は猫に優しいので、のんびりと道を横切るのである。
先日の谷中散歩に続いて、雑司ヶ谷の鬼子母神へ行ってきた。この町も「がやがや散歩」と称して散歩道を何本か紹介、2キロ足らずのルートから4キロまで揃えて盛り上げようとしていた。鬼子母神(きしもじん)の絵馬は石榴だ。
鬼子母神は文字通りの鬼母だった。わが子と言わず、近所の子と言わず、虐めたのではない、食べてしまったのだ。しかも止むことがなかった。見かねたお釈迦様が、石榴を与え、これが同じ味だから石榴を食べなさい、と諭したという。鬼子母神は、以後石榴を食べて大人しくしていたそうだ。これが私が幼時、祖母から聞いていた由来なのだが、こんな恐ろしい由来は、いまは出ていません。各地の由来は、残虐、障害者差別など、支障があると懸念するのだろう、書き換えられることが多い。
久々に訪ねてみれば鬼子母神は、鬼は鬼でも角がない、大人しい、いいもんの鬼なのです、と断り書きがあり、鬼の字から角が取り払われて「田」の字になっていた。が、絵馬はしっかりと赤々とした二つの石榴であった。
境内に茶店あり、「おせんだんご」と出ていたので一皿の団子と一杯のお茶で一休みした。この店は江戸時代から境内にあったものだそうで、最近復活させたという。おせん、というのは、鬼子母神には千人の子があったと言われる、千に由来しているという。
いまは鬼子母神は安産子育て、子孫繁栄の神様として信仰されており、ススキミミズクが名物になっている。
ついでに言うと、ミミズクはススキの穂を束ねて作った飾り物で、昔、悲惨な境遇の娘が鬼子母神に祈ったところ、ススキでミミズクを作り、売るように、とのお告げがあり、これで救われたという由来がある。
肝心のお団子は甘辛一本ずつの串団子で、小粒の五つ差し団子。漉し餡のお団子は、団子の餅の大きさより餡のほうが分厚く、芯に小さなお団子が入っている。焼団子のほうはサッパリ、キリリとした醤油団子で、焼き具合がよく香ばしい。
このおせんだんごは、根岸は芋坂の羽二重団子本舗が作っている。
この茶店は、なんと間借りをして営業している。小屋の主は「大黒天」。大黒天の膝元には賽銭箱、その脇に小さなテーブルが二つあるだけ、風情たっぷりの鬼子母神でした。
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今朝のニュースに3人官女登場

今朝登場の三人官女は、おひな様ではありません。官は官でも3人とも、今現在の日本国の大臣です。
1,沖縄及び北方対策担当大臣、島尻安伊子。
2,総務大臣、高市早苗。
3,環境大臣、丸川珠代。
こんなに女性の大臣が活躍する時代になったのです。女子供は黙ってろ! と言われた時代が大昔のように感じられます。
虐げられてきた時代を知っている世代の女性は、ことのほか女性の活躍を喜び、応援しています。
では、現代三人官女の大活躍を見ていきましょう。

島尻安伊子大臣は、昨日、9日の記者会見で「歯舞」という二文字が読めませんでした。手にしている書類を読み上げていて、「千島、はぼ、ええっと、なんだっけ」。秘書官が、はぼまい、と囁きましたと。
歯舞群島は、大臣担当の北方領土のひとつです。

高市早苗大臣は、8日の衆議院予算委員会で、次のような内容の発言をしました。
「放送局が政治的な公平性を欠く放送をしたと判断した場合、放送法4条違反を理由に、電波法76条に基づき、電波停止を命ずる」
更に加えて、「私の時に(電波停止を)するとは思わないが、実際に使うか使われないかは、その時の大臣が判断する」と発言。

丸川珠代大臣は、7日、長野県松本市で開かれた集会で、次のような発言をしました。
「『反放射能派』というと変だが、どれだけ下げても心配だという人は、世の中にいる。そういう人たちがわあわあ騒いだ中で、何の科学的根拠もなく、時の環境相が(福島原発事故当時の環境大臣、細野豪志氏のこと)一ミリシーベルトまで下げると急に言った」。
これは、解説すると、東京電力福島第一原発事故後に、国が年間被曝線量の除染の長期目標を1ミリシーベルト以下に定めたのは「根拠なし」という趣旨です。
いま、政府与党内には、民主党政権当時に1ミリシーベルト以下が「安全基準」と決めたことがネックとなり、いまもって住民が自宅に帰れないのだ、この基準値を上げればカタがつくんだ、という思いがあるといいます。
その証拠に丸川大臣は、「帰れるはずのところに、いまだ帰れない人がでてきている」と述べました。

さまざまな反響が出ています。私も個々に対する意見、感想があり、怒り心頭、滅却不可能状態ですが、それは置いておき、三人官女について述べるに留めます。
冒頭に書いたように、女性差別の渦中に生きてきた世代の女性は、一にも二にも、活躍する女性を応援してしまいます。私たちの代わりに頑張ってね、という思いです。
しかし、夢と願望と期待の時代は完全に終わりました。女性にも許せないヤツ共が数多く現れたのです。男性女性の別を無視して、本物を応援しましょう。

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