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独立の思考

独立の思考』著者=カレル・ヴァン・ウォルフレン 孫崎 享 発行=角川学芸出版2013年 サイズ=19cm 216頁ISBN 978404653280¥1400
著者=カレル・ヴァン・ウォルフレンKarel van Wolfren 1941年オランダ生まれ ジャーナリスト・アムステルダム大学名誉教授。82年より日本外国特派員協会会長をつとめ、「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」などに寄稿。著書多数。
 孫崎 享 1943年旧満州生まれ 東京大学法学部中退後、外務省に入省。英米ほか各国駐在の後、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学教授。定年退官。著書多数。
内容=本を作ることを目的としてテーマを立てて交わされた対談。「幻想の日米同盟・尖閣と沖縄をめぐるアメリカの思惑・誰が政治改革を殺すのか?・官僚とメディアの支配する国・米国を警戒するヨーロッパ・日本は「独立」できるのか」の6つのテーマが並ぶ。両者は、時に同意し、時に異なる見解のままに終わる。世界各国を見渡し、歴史を踏まえて日本という国の未来を考える。奇妙、かつ異常な状態が続いてきた日米関係と、いったい日本はほんとうの独立国家となり得るのか、を問題としている。
感想=お互いにとっての外国語、英語で交わされた対談。「おわりに」でウォルフレンが書いている「相手の話に耳を傾け、互いの意見を楽しみ合う対談とは、とても文明的な時間の過ごし方だと思う。議論を戦わせ、まるで得点を競うスポーツのごときディベートとは違う」という考えは、私が常に願っている有りようで、この対談は、実際、そのような快いものだった。私は、ときに一方の意見に同意しながら、新しい見方を知り、先見の能力発達の手がかりも学んだ。また、自分の身体と五感を駆使して、現地と接することが根本だということが身にしみた。日本については、というと、暗澹とした暗い思いだ。
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