時間栄養学
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『時間栄養学』副題=時計遺伝子と食事のリズム 監修=日本栄養・食糧学会 編著=香川靖雄 2009年女子栄養大学出版部 発行
ISBN978-4-7895-5433-6 ¥3000 184mmX256mm 160頁
編著者=現在、女子栄養大学副学長
内容=初版は2009年、現在第3刷。本書は2008年5月に開催された第62回日本栄養・食糧学会シンポジウム「時間栄養学」の講演をもとに新たに加筆・編集したもの。図とグラフが多く、読みやすいとは言えないが、各ページにサイドバーが設けられていて、ここにキーポイントを示してくれているのが助けになる。いままでに強調されてきた栄養の問題、カロリー過剰がいけないことなどの視点とは別に、時間がいかに生き物の体に影響しているか、という研究である。
朝食を抜くことが健康にどれほど悪いか、規則正しい生活が健康の元という、平凡なことが大切なことも納得できた。最近の子どもの寝る時間が遅くなっていることを取り上げていて、生育に非常に悪いという。また、具体的なことでは、牛乳を飲むのは夕方から夜がよいそうだ。カルシウムを蓄積するのは夜間である故だという。
ISBN978-4-7895-5433-6 ¥3000 184mmX256mm 160頁
編著者=現在、女子栄養大学副学長
内容=初版は2009年、現在第3刷。本書は2008年5月に開催された第62回日本栄養・食糧学会シンポジウム「時間栄養学」の講演をもとに新たに加筆・編集したもの。図とグラフが多く、読みやすいとは言えないが、各ページにサイドバーが設けられていて、ここにキーポイントを示してくれているのが助けになる。いままでに強調されてきた栄養の問題、カロリー過剰がいけないことなどの視点とは別に、時間がいかに生き物の体に影響しているか、という研究である。
朝食を抜くことが健康にどれほど悪いか、規則正しい生活が健康の元という、平凡なことが大切なことも納得できた。最近の子どもの寝る時間が遅くなっていることを取り上げていて、生育に非常に悪いという。また、具体的なことでは、牛乳を飲むのは夕方から夜がよいそうだ。カルシウムを蓄積するのは夜間である故だという。