文房 夢類
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日帰りバス旅行

日帰りのバス旅行に行った。行く先は伏せられていて、分かっているのは、昼食が食べ放題で、夕方6時半に、元の駅前に着くことだけである。この企画は、どこぞの旅行会社のもので、お一人様限定という。つまり独り者を集めるらしい。なんとバスは満杯で、しかも2台。大変な人気であった。たしかにお一人様もいたが、大半が中高年の女性グループで、一人ずつ申し込んでいるのだった。男性を数人みかけたが、グループ男性はいない。行った先は群馬県の赤城山、食べ放題は蕎麦であった。帰途についたが、渋滞で予定時刻に着きそうもない、と私は思った。何回も走って知っている道であるから、7時を過ぎるとわかる。もしかすると7時半だ。ここから、このバス旅行の一番の面白さが始まった。え、こんなところで関越を降りるの? ビックリの連続である。新座にでた。そうか。こういう手があったか。やがて小金井に出て、甲州街道が行く手に見えてきた。甲州街道は渋滞しているはずだ、ほれ、やっぱり7時でしょ。しかしバスは甲州街道を突っ切ってしまった。気付いたときは、到着地の目の前だ。6時35分着。恐れ入りました。
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