文房 夢類
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スーパーへ行った

昨日、駅前のスーパーへ行った。久しぶりだった。入り口にカートが並び、バスケットが積んであるのだが「消毒済み」と赤字の張り紙が付いていた。
水曜日の午後2時ごろ、もっとも空いているだろう曜日と時間、と思って行ってみた。セルフレジは行列もなく、空いていた。買ったものは胡瓜と茄子、ほうれん草と生姜。他に買いたいものはなかった。
以前は、お惣菜を好きなだけ自分でパックする方式だったが、それらは消えていた。全部、あらかじめパックされて並んでいた。こんなに変わったのだなあ、と一回り見物した。
何ヶ月ぶりだろう、たしか三月の初め以来だ。その時私は、図書館の予約を全部取り消し、借りていた本を全部返却し、スーパーに買い物に行くことも取りやめて引きこもったのだった。
これはcovid19防御の体制だったが、生活方式を、このように変えて何が変わるだろう、どこが不自由で、いつ耐えられなくなるだろう、体験してみようという気持ちもあった。だから守ることが大切なのだった。
引きこもり生活を7ヶ月半以上、しかも快適に続けることができた要因はいくつもある。これから何回かに分けて検証して行こうと思う。
まずは、社会が変わったこと。宅配の活躍が目覚ましく、置き配が常態化したことだ。幸い玄関前に大型宅配ボックスを設置してある。これが一番役に立った。
通常は鍵をかけてもらい、配達状を郵便受けに入れてもらう方式だが、置き配になってからはチャイムで到着を知らせてもらう、返事をして、ゆっくり受け取りに出るというやり方。
会社によってはハンコ不要である。配達完了しました、とメールが入る。この先、ますますハンコ不要が増えそうで、これも嬉しいことの一つ。
これを機会に、当たり前だと思って従ってきたやり方を、否応なく見直さざるをえなくなり、変わる。あるいは廃止する。新しい姿が生まれることもあるだろう、楽しみだ、大歓迎の気持ちです。
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