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不甲斐ない奴

尊敬する芸術家、吉留 要さんの持論で、実行していたことがある。それは自分の作品の横に立ち、鑑賞する人と会話をすることだ。
吉留 要さんは、日本国内での知名度はないが、世界規模で評価されてきた抽象画家、つい先ごろ亡くなられたが、折につけて立ち上がる彼の言葉は、今も吉留さんが生き続けていることを証明している。
自分が創った作品の横に立ち、鑑賞してくれる人の感想を生で受け取り、その場で応えることができる、こんな素晴らしい交流は望めないことだ。
だって、ピカソの作品「ゲルニカ」の前に立ち、横に佇むピカソさんと話し合うなんて不可能なのだ、現役の作家の作品に限り可能な宝物の時間だと思う。
吉留さんがニューヨークで開いた個展の会場で、超大型画面の抽象画を鑑賞していた人から、この絵の、この部分が気に入った、ここだけ切り取って売ってくれ、と言われたそうだ。
先ごろ国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、企画展「表現の不自由展・その後」の中止が決まった。企画を立ててから企画展が開かれるまでの間に、素人じゃあるまいし見通しが付いていたろうに。
で、開催してから3日坊主、謝罪して逃げ出すとは、なんと不甲斐ない奴だろう! ああ、みっともない。意気地なし!
なぜ、会場で罵声を浴び続け、袋叩きを受け続けようとしなかったのだ? テロが恐ろしい? 迷惑がかかる? そんなの、言い訳にしか聞こえないわ。
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