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猫と付き合う日々

富士猫と付き合い始めてから、猫という生き物についてたくさん発見をし続けている。犬との付き合いが長かったせいで、犬と付き合っているつもりになってしまい、富士を困らせたり、富士が犬的になってくれたりしながら楽しい暮らしである。
呼べば瞬時に私を見て尾を振る、あるいは目を細めて口を開き、ニコニコと視線を合わせてくれる、これが犬。ところが富士猫を呼んでも、チラとも振り向かない。聞こえているのかいないのか、無視している、と感じたのは初めのうちだった。今は違う。呼ぶと知らん顔で窓の外を眺めているが、な〜に? としっぽで返事を返しているのが見える。
猫の言葉の中で大きな比重を占めるのが尾言葉だ。富士の尾は非常に、と言って良いほど長い。尾の長い猫は動きが活発だと言われるがその通りで、立っている私の背に飛び乗ってくる。分別がついたので、電灯の笠に飛びついてブランコをすることはやめたが、床を歩くよりテーブルから窓へ、デスクへと部屋の中間地帯を跳んで移動している。
尾の言葉を読めるようになってから、富士との付き合いが深くなった。喜怒哀楽のほとんどを、尾から受け取ることができる。
尾の短い猫はどうだろう? 外猫のマルオは、名前の由来通り尾が短い。丸く見えるが実は生まれつき鍵の手に曲がっている短い尾なのでかわいそう。それでも尾を使って誠一杯の気持ちを伝えてくる。富士のように尾の先だけを微妙に動かして見せることが不可能な分、左右に振って見せる。これはまるで犬そっくりだ。
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