文房 夢類
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秋のメダカ

春、5月の半ばから活動を始めたメダカたちが夏の間に増えて、一方、天寿を全うしたものもたくさん出て、新しい形を見せている。
冬ごもりの時期を目前に、今のうちだよ、と一所懸命に食べる子メダカも、たくさんいる。10月も末になった、昨日はカナダのトロントからの便りで、初雪が降った、とのこと。
富士山初冠雪のニュースもあったことだから、あっちもこっちも冬の足音がしている。
大丈夫だろうか、まだ15ミリに届かない子メダカまでいるのだ。一方、同じ住処にヤゴもいる。
今年はシオカラトンボ、ムギワラトンボの他に、見たことのない中型トンボと、赤トンボ、イトトンボもやってきた。イトトンボは子供時代に馴染んだトンボで、私はトオスミトンボと呼んでいたが、本名は知らない。
この、3センチほどの小さなトンボのヤゴもいてほしい、無事に育ちますようにと願う。
ビオトープに水生動物がやってこない、ミズスマシもアメンボも来ない、と嘆いていたけれど、考えてみればトンボは水生動物なんだと見直した。
昨日は水面に陽光がたっぷりと注がれて、皆、水面に浮かび泳ぎ、撒き餌を食べた。今が最後の、体力のつけどきだからと、午前中に2回、午後にも餌やりをした。
やがて水底の土と砂の下に潜り込んで、来年の五月を待つメダカたちです。
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