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卒寿

お父さんが90歳を迎えたので、子どもたちが集い、卒寿のお祝いをした、と友人が話してくれた。長男である弟が「そんなことをすると早死にする」と渋ったけれど、楽しい会食だったという。なんと素敵な、と私はうっとりした。
先日、こんなことがあった。川崎市には、高齢者外出支援乗車事業という制度があり、70歳以上の市民が、市バス・民営バスを半額で利用できる。その都度半額を支払うかわりに、割引パスを買うこともできる。一ヶ月千円で、何回バスに乗ってもよいというもの。度々バスに乗る人は、パスを買ったほうがお得である。3ヶ月6ヶ月とパスの期間を選ぶことができて、1年、1万2千円券まである。道で出会うと喋る知人と道で例のごとく喋った。「6ヶ月パスを買う、と言ったら3ヶ月にしろ、そんなに生きる気かって」誰に言われた、と聞くまでもない、家族に言われたのだ。泣きっ面である。家族の誰に言われたかまでを問うのは残酷だ。一つ屋根の下に眠る家族の中の、誰に言われたにせよ傷は深い。「1年パス!」と私は言った。「何やってんだ、けしからん。奥さん、あんたが悪い。6ヶ月とはなんなんだ」と私は怒りだし、彼女は笑い出してくれたが苦笑いだった。
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