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ムラサキツユクサ

緑の季節。紫陽花が見頃を迎え、立葵が咲き始める梅雨の時期に入った。
ムラサキツユクサも咲いている。この花は花壇に植えることもあり、道端のような、さりげないところにも咲く身近な花で、ツユクサとともに朝開き、夕べには閉じる1日花だ。
このムラサキツユクサは、放射能の影響により花の色が変わるという。これは3.11の後しばらくしてから知ったことだ。
本来は濃い青色の花びらだが汚染された土地では、花びらの色がピンクに変わるので、土壌汚染のバロメーターになるという。
これは聞いた話なので調べてみたところ、確かに書かれてもいるが出所が明らかではない。自分では確かめるすべもない、あくまでも「伝え聞いた話」なのだ。
それでも、つい花の色が気になって去年も今年も撮影しては、撮影地を記録している。
はっきりとした三角形の群青色の花の中心に黄色い蕊が映える美しい花。
これは事実だろうか、風評か。
観察するに花の色は年々色褪せて、今年、市民農園のほとりに群れ咲くムラサキツユクサの花びらは、雨に濡れた桜の花びらのような淡色である。
風に乗って運ばれる噂を信じることは危険なことだ。別の場所では昔ながらの花色もあるのだ。
出所の確かな情報を得ようと吟味を重ねる昨今、道端から無心に見上げてくる花に耳を寄せる、聞かせてくれるだろうか、花の声を。
今は見えないものを見なければならず、大合唱に消される小さな声に耳を傾けなければならない時代。
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