Site logo
Site logo
myExtraContent1
myExtraContent5

Site logo

我が身さへこそ

遊(あそ)びをせんとや生(う)まれけむ、戯(たはぶ)れせんとや生(む)まれけん、遊ぶ子供(こども)の聲(こゑ)聞(き)けば、我が身さへこそ動(ゆる)がるれ
これは『梁塵秘抄』の巻第二にある句で、人間て、遊び戯れようとして、この世に生まれたのかしら。遊びに夢中になっている子たちの、よく通る声を耳にすると、私のような者でさえも手足が自然と動き出すようで、気持ちが浮き立ってワクワクするわ。というような意味。
この句を思い出した昨日。
折しも平昌五輪の男子フィギュアスケートで羽生結弦選手が金メダルを獲得、2連覇を果たして世界中から賞賛の拍手を浴びた。出身地の仙台からは、あの大震災を共有、乗り越えてきたことへの同感と感謝が広がった。暖かな部屋で見物するだけの私も、怪我を克服してきた強靭さに驚嘆、プルシェンコ選手以来の美しい動きに、それこそ我が身さへこそ動がるれだった。
同じ日に、将棋では藤井聡太五段が公式戦で羽生善治竜王と対局し勝利。同日の午後には決勝戦で優勝、六段に昇段した。たったの15歳半の、慎ましやかな少年である。この二人の稀代の天才から伝わってくるものは、良き人柄、好ましい性質である。
一生をかけて命がけでやっていることの本質は「遊び」の世界のものであるかと天を仰ぐ。改めて『梁塵秘抄』を開いた。
国民には嘘を言い、はぐらかし、党内政治にうつつを抜かす我が国の政治屋たち、あるいは学校をマシンガンで襲う者、核兵器を生産し続ける国。核兵器を持つな、捨てろと強要する自国には核兵器完備の国。
いつも怒りで「動がるれ」の私だが、昨日は楽しかった、今日も余韻を楽しむ明るい日です。
0 Comments
myExtraContent7
myExtraContent8