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上野千鶴子さんの祝辞

桜の季節、東京大学学部入学式で上野千鶴子さんが祝辞を述べた、これが話題になっているので全文を読みました。続いて反響の片々も少々拝見。
若者たちへの祝辞を読む当方は、上野千鶴子さんよりもずっと年長さんです。
一番に「ここが良い」と目をつけたところは以下のところです。紹介します。
「女性学を生んだのはフェミニズムという女性運動ですが、フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。」
フェミニズム運動が、ここまで成長、成熟してきたことに対して、大きな感動に包まれました。
地球は小さくなり、世界中の女たちが、直接手をつなぐことができる時代になりました。上野さんは、マララさんが日本を訪れたことも話していられます。
しばしば耳にする反論は「そんなに男女差別なしが好きなら、オリンピックだって、男女区別なしにしたらいいじゃないか。」というものです。
そうじゃないのに、と説明したい女性たちに代わって、上野さんはフェミニズムについて、この機会に明快、明確に発言してくださいました。これは「言挙げした」と言いたいくらいです。
この祝辞が話題となっているので、どうか、この部分にも注目していただきたい。
一方、反論もあることは健全なことですから期待したのですが、見所のある反論には行き当たりませんでした。
上野さんのことを「ばあさん」と書いている人を何人か見受けました。石原慎太郎が選挙運動の最中に、対立候補者に多用した罵詈雑言の一つです。
また、名のある人の中では木村太郎氏の評が目につきましたが、評と呼べる内容はなく、ひたすら男性+上から目線で小馬鹿にする雑言でした。
これでは老害と罵られても黙るしかないでしょうが、それ以前に自分自身を貶めています。年齢を重ねたからといって、自ら死に体になる必要はありません。
というわけで、この祝辞は様々な角度からの受け取りようができて、春から夏へ向かう活発な空気をもたらしました。
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