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アベノマスクの配達

一昨日の夕方、例のマスクのパックが郵便受けに入っていた。思いつきで何百億円か費やして配ろうとしている、いわゆるアベノマスクだ。
誰が配達したかというと、郵便屋さんと呼び習わしている郵便配達員だ。
この際、言いたいことが3つある。
一つは、コロナ禍で各所に負担がかかっている時に、意味不明のマスクを配達させて郵便局に負担をかける政府の鈍感+残酷さを軽蔑するということ。
二つ目は、私の居住地域に隣接する郵便局内に感染者が出た時のことだ。局が閉鎖された。余波は周辺に及び、普通郵便の配達が遅滞した。初めのうちは22万通の滞留が、たちまち37万通も山積したのだった。
気の毒なことだ、誰しもいたわりの気持ちで見守った。
しかし急を要する通信が必要だった私と都内に住む仲間は窮余の策として速達便を使った。書留と速達便は、別扱いで配達してくれたからだった。
夢類制作の途中、速達便のお世話になって凌ぎ、助けられた。ありがたいことだった。
その後も配達状況は混乱し、荷重労働が続いていたに違いない、「いつもの時間」に配達ができず、夕方6時半を過ぎた頃になって郵便受けに入れてくれる、そういう日々が続いた。
労らなければいけないのだ、受ける一方で、要求する一方ではいけないのだ。過労は感染を呼ぶと思わないか? 配達員をいたわりたい思いが溢れた。
昨日今日になって、ようやく普段のリズムが戻ってきた。軌道に乗り始めたとしたら嬉しい、ホッとする。
三つ目は、コロナ騒動とは関わりのない、郵便配達員と受ける側の問題だ。
私の住んでいる地域は丘陵地帯で、道路から階段を上がった上に家屋があるところが非常に多い。道路際に郵便受けを設置してくれたら、郵便配達員が、どれほど助かるだろう!
20段以上も駆けあがり、一枚のハガキをドア横の郵便受けに入れて駆けおりる。これは見るに堪えない有様だ、労ってほしい、やめてもらいたい。
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