東京の祭りだ
09-05-15 10:52
いま、神田祭の真っ最中。大手町の将門塚に到着したところ。行ってみたい、行きたい。私は一昨日神田明神にいたのですが、そのときすでに浮き立つ空気が充満していました。飛び入り参加のために半天など祭りグッズ専門の店も出ている。着古した印半纏、巾着をぶらさげてチェックを入れてまわる老職人の格好良いこと! 目顔の挨拶が、あちこちで交わされます。ピカピカの提灯が目の上に溢れ、黒々と神田祭の三文字が浮き立つ。神田祭の先には三社祭が待っています。これが凄い。行きたいなあ。
何年も昔のことになりますが、神保町の本屋、ここは私の師匠の懇意な国文専門の書店で、いまは若い主人が店をやっている、しかし隠居した元主人も店にいるのです。店には客は少なく、というか私ひとりが元主人と亡くなった師匠の思い出話をしています。と、若主人が父を呼ぶ。どこぞの大学から電話が入り、なんとかの論文の、なんとかが欲しいと言う、これが大主人の出番であり、もそもそと這うように動いて屈んで、パンフみたいな茶渋色の紙を床すれすれの棚から引き出す。背表紙などつける幅もない小冊子です。若主人がニコニコして電話に戻る、そこへ神輿がやってきた。三社祭です。神輿が店先を通る。大主人と並んで眺めた三社祭が思い出されます。
何年も昔のことになりますが、神保町の本屋、ここは私の師匠の懇意な国文専門の書店で、いまは若い主人が店をやっている、しかし隠居した元主人も店にいるのです。店には客は少なく、というか私ひとりが元主人と亡くなった師匠の思い出話をしています。と、若主人が父を呼ぶ。どこぞの大学から電話が入り、なんとかの論文の、なんとかが欲しいと言う、これが大主人の出番であり、もそもそと這うように動いて屈んで、パンフみたいな茶渋色の紙を床すれすれの棚から引き出す。背表紙などつける幅もない小冊子です。若主人がニコニコして電話に戻る、そこへ神輿がやってきた。三社祭です。神輿が店先を通る。大主人と並んで眺めた三社祭が思い出されます。