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壺猫

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Jul 2014

風評

風評被害ということが折りにつけ言われる。風評とは、風の便りではない、根のない噂が飛び交うことを言い、その噂によってあらぬ被害を受けるのが風評被害だ。ところで私は川崎市に住んでいる。他県へ出かけて、たまたまゴミの話題が出ると、お宅んとこはいいねえ。と言われることがある。なにが? と訊ねると、だって川崎は工場がたくさんあるでしょう、鉄鋼とか。溶鉱炉なんか凄い大きいんじゃない? ま、工場地帯はありますよ。で、それが何か? とまた訊ねることになる。答えは、「川崎市の家庭ゴミは、鉄鋼炉が燃やしている」。私はビックリして、まさか、そんなことがある筈、ないじゃありませんか、とムキになる。が、相手はひるまない。知らないの? ほかじゃあ、家庭ゴミは有料なんですよ。川崎市は無料じゃないですか。これが動かぬ証拠です。有料? 知らなかったわ、と私。被害を受けたとは感じないけれど、如何なものでしょう。

集団的自衛権

安倍政権は、発足当時からコレを決めたかった。大多数の国民が、どれほど嫌がろうとも、問答無用で決行するつもりだった、と私は思う。しかし、憲法第9条を守ろうとする堤を乗り越えるためには、正統な手続きが必要である。憲法改正のための長い時間がガマンできない、なんらかの事情を抱えているにちがいない。安倍政権がしたことは、サギをカラスと言いくるめる、言葉の綾を用いた狡いやりかただった。七月一日に閣議決定したとたん、ニュースの表から素早く身を隠し、この決定に伴う諸々の法律づくりに励んで喜色満面である。昨今のテレビの報道は、信ずるに足らぬ電波汚しだが、決めた瞬間から、安倍、高村などの閣僚の表情が一変した様子を、そのまま映し出した。これは、憲法第9条を破棄したも同然の暴挙。コレをやったら、日本は国家として顔見せできないと思わないか。国家として認められない、と思わないか。恥ずかしい、では済まないのだ。
3.11のときの、略奪も起こさなかった日本人。サッカーワールドカップで、ゴミ拾いをした日本のファンたち。世界中が温かいまなざしで見つめてきた日本が、コレで一変するのだ。大東亜戦争を起こすときに、平和のためと発言していた戦犯政治家と、どこが違うのか?
国民が考えをつくし、この危機から国民自身を救い出すために、これから先の多くの人の発言が大切だと思う。黙って眺めて、「でも、しょうがない」と呟くのだけは、止めませんか。
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