思考する大工さん
2011-12-26-21:07-
「思考する大工さん」とは、友だちがメールのタイトルとして送ってくれたもの。気に入ったので、その大工さんぶりを書こうと思う。私が大工さんをやっても、おおかた無視される、この友だちだけが真剣に興味を持って聞いてくれるので写真まで送っている次第。
さて、3.11 当日に倒壊した我が家2Fの書棚を解体し、使える木材を残して燃えるゴミとした。がらんとした壁面、幅 3.6m の壁板を天井から床まで剥ぎ取り、これもゴミとして放出。
ここから書棚構築工事が始まり、資材を買っては切り、ネジ止め。じっと眺めて次に必要な資材を買いに走り、また切り、くっつける。この繰り返しで次第に形が現れる。その途中、山中湖ではものすごい台風が来て満水状態、岸辺には打ち上げられた水草、舟の破片、大きな材木などがサイクリングロードをふさいだ。このなかから強固な木材を拾ってきて書棚の支柱として参加してもらった。
あなた、こんな運命が待っていたなんて想像できた? と私は波に翻弄されて角がとれている木材に話しかける。切れ端の、積み木ほどの木片は、捨ててしまえばゴミ。しかし隙間にはめ込んであげる。こうして、あなたもここに存在する。役に立っているとはいえない、わずかな断熱効果か、しかし確実に存在する。最後には壁板で覆われて見えなくなる、だれも存在に気づかないが、それでも存在するのだ、と工事しながら私は木片に言う。工事は9分通り終わり、あとは棚板をつけるだけになった。壁の奥に筋交いを入れたとき、マーカーで、東日本大震災がきっかけで工事した、と記しました。
さて、3.11 当日に倒壊した我が家2Fの書棚を解体し、使える木材を残して燃えるゴミとした。がらんとした壁面、幅 3.6m の壁板を天井から床まで剥ぎ取り、これもゴミとして放出。
ここから書棚構築工事が始まり、資材を買っては切り、ネジ止め。じっと眺めて次に必要な資材を買いに走り、また切り、くっつける。この繰り返しで次第に形が現れる。その途中、山中湖ではものすごい台風が来て満水状態、岸辺には打ち上げられた水草、舟の破片、大きな材木などがサイクリングロードをふさいだ。このなかから強固な木材を拾ってきて書棚の支柱として参加してもらった。
あなた、こんな運命が待っていたなんて想像できた? と私は波に翻弄されて角がとれている木材に話しかける。切れ端の、積み木ほどの木片は、捨ててしまえばゴミ。しかし隙間にはめ込んであげる。こうして、あなたもここに存在する。役に立っているとはいえない、わずかな断熱効果か、しかし確実に存在する。最後には壁板で覆われて見えなくなる、だれも存在に気づかないが、それでも存在するのだ、と工事しながら私は木片に言う。工事は9分通り終わり、あとは棚板をつけるだけになった。壁の奥に筋交いを入れたとき、マーカーで、東日本大震災がきっかけで工事した、と記しました。
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